夏にうれしい オーニングテント
真冬ですが、夏に向けてのご紹介です。
私たちの設計事務所ではオーニングテントをいくつか提案させて頂き設置しています。
コートを室内の一部として設計していることが多く、テントを開くことにより内部空間が広がります。
オーニング庇をつけることで夏の冷房負荷の軽減も期待できそうです。
何より楽しげで、イメージが広がり、外部でのつながりを視覚的にも機能的のも豊かにしてくれます。
オーニングの効果がもっとも高く現れた自由が丘のコートハウスです。
コートの下がすべて地下車庫という配置で、
コンクリートのボリュームが地中に埋まっています。
コンクリートは熱容量が高いので、昼間の日差しで温められた熱が、
日が落ちてからじわじわと放熱していきます。
そこで、夏は奥行が2.3mあるオーニングを日中だして置きますと効果的です。
体感温度でも違いが分かるほどで、お施主さまにも喜ばれています。
デザイン的にも開放的なサッシとオーニングで、
内外がつながり、名古屋市内でもリゾート気分が味わえます。
蔵のある母屋のリフォームでは、ダイニングの東側に新しくテラスを設け、
そこにオーニングを設置しました。
キャンパスがグレーとホワイトのストライプでシャープな印象です。
吉良町のコートハウスでは
コート(中庭)がコの時に囲まれているので、
オーニングではなくサンシェードを設置できるようにしました。
キャンパスはサンブレラというアメリカのファブリックメーカーから選びました。
サンブレラの生地でカバンなども作られているようで、さすがに雰囲気あります。
写真は冬に撮影しましたので、
日差しが深くまで入っていますが、夏には日陰をつくってくれます。
自由が丘のコートハウス -木造住宅で高気密・高断熱の都市型住宅。
蔵のある母屋のリフォーム -母屋の一部をリノベーション。雰囲気のあるハンドメイドタイルを使いました。
吉良町のコートハウス -郊外にある広い敷地を生かした楽しい住まい。
岸原。