菰野の耐震改修 欄間の窓

基礎や木造部分の柱や梁などの耐震補強部分の工事も順調に終わりましたが、
断熱材不足ということで、段取り待ちとなってしまいました。

今回は気密性を上げるためにウレタンフォームを吹付ける仕様としており、
改修工事ですが快適な住まいを目指しています。

4間取りの建物では縁側があり、開口部もたくさんあります。
断熱性能とは、相反することですが、その開口部を活かし解放感のある住まいを作りながら
住宅の基本的性能を上げていきたいと思っています。


既存の建物の開口部は、和風のため高さが押さえられていました、
既存の開口部の上部欄間部分に新しく開口部を設けることにより、
視線を抜きより解放感を出しました。
少しのことですが、随分と印象が違うと思います。


欄間がない東側の開口部


新しく欄間をつけた南側の開口部、視線も抜け明るく感じます。

岸原。