高低差のあるコートプラン

今回の敷地は高低差があり敷地に対してどのように建物を配置するかが、
間取りと同じくらい設計における重要なポイントでした。
外部の空間も生活の場として設計しますので、
内外のバランスを大切に考えてバランスよく配置していき、
家は家、庭は庭という考えはなくトータルで考え雰囲気を合わせていきます。

今回の場合、高低差のある敷地の条件を生かすべく、
駐車場と玄関とコートの位置のバランスが非常に難しく悩みました。
セカンドプランはファーストプランの提案から、
より深くご要望をお聞きし理解を深めた結果、
がらりとプランを変えての提案し、
外部と各室が非常に気持ちの良いプランになりました。

まだ最終形ではありませんが、
複雑な空間構成の場合は特に模型が一番検討しやすく、
全体のボリュームも把握できるのでなるべく設計段階でも作成しています。

下記の模型写真はコート部分のバリエーションを検討ています。

コート部分は地階レベル。２階にバルコニーあり。

コートレベルが地階と１階の中間のレベル。２階をセットバック。

さらに検討を重ねて今回も居心地の良い住まいを目指します。

岸原。